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壁を使ったスクワット その2

壁スクワットで曲がった膝が伸びるかも

そうなんです。伸びる可能性があります。

 

実は、膝関節を怪我したりするとほぼ全員大腿四頭筋筋肉の萎縮がみられます。

 

大腿四頭筋は膝を伸ばす筋肉なのですが、大腿四頭筋は脛骨の脛骨粗面というところにについています。

そうすると、膝関節は2つの骨、大腿骨と脛骨でできていますが(お皿:膝蓋骨も関節として関与していますが、一般の方用に)脛骨が膝関節に対して後方(膝裏)の方向に下がってしまいます

普通は大腿骨と脛骨がうまく適合して膝が真っすぐになりますが、適合が悪くなり、膝が少し曲がった状態になってしまうんです。

 

とくに膝の靭帯損傷や手術後なんかはありがちですね。

 

そこで適合性を良くする為に鍛える筋肉として大腿四頭筋が必要になります。

 

大腿四頭筋を鍛えればいいんでしょ?」

「じゃあ普通のスクワットと何が違うの?」

このように思う方もいるかもしれませんね。

 

違いは、脛骨に対する回転モーメントです。

簡単に言うと壁を使うことで大腿骨に対して脛骨が前に出るため、適合性を合わせることと大腿四頭筋を鍛えることができる一石二鳥なスクワットなんです。

 

ということで壁を使ったスクワットで膝が伸びるかもでした。

一度やってみてください。

 

 

そのうち機能解剖も少しずつ書いていきたいと思っています。